FIFAワールドカップ2026 対照的な日本とチュニジア

待ちに待ったワールドカップが始まりましたね。今回は参加国が48か国となりグループリーグ3位でも決勝トーナメント進出の可能性が前回までより高いこともあるからでしょうか、引き分けでもいいという試合展開が多い印象です。日本vsオランダも引き分けになりました。試合内容も面白かったですが、NHKでは本田圭祐さんの解説でさらに面白さが増しました。「11番が(ガクポ)がうざい」「一にガクポ、二にガクポ、三にガクポ。」「四は?」「・・・デヨングかマレン」「8番うざい、あれからすべて狂った」「(日本の)コーチ陣レジェンドいすぎでしょ」「レフェリーはイエロー」。次のチュニジア戦も解説してくれるようなので、新たな本田語録も楽しみです。

次の対戦相手のチュニジアですが、ワールドカップ予選後に新戦力が合流しました。怪我で戦力ダウンしている日本とは対照的です。怪我人が復帰したのでしょうか?調べてみるとそうではないようです。ではどういことでしょうか?

答えは二重国籍です。父親はチュニジア系、母親はドイツ人という家庭で育ったラニ・ケディラ(Rani Khedira)は、ドイツ・シュトゥットガルト出身の守備的ミッドフィルダーでブンデスリーガで活躍しています。そんな彼が2026年3月にFIFAに代表変更が承認されチュニジア代表となりました。FIFAは以前のブログのとおり、国籍を取得しただけでは代表になれませんし、その国の代表選手として公式戦に出場した選手は原則として別の国の代表としてプレーすることはできないといったルールもあり簡単に変更を認めていません。ラニ・ケディラは年代別のドイツ代表にはなっていましたが、「実父または実母がその国で生まれている」という条件をクリアしていることからFIFAが認めたようです。ラニ・ケディラに限った話ではなく、アフリカ代表国の多くがヨーロッパ育ちの選手を代表に迎えています。見方を変えるとヨーロッパはそうしたタレントの供給元ともなっています。ちなみにラニ・ケディラの兄は、2014年W杯優勝メンバーである元ドイツ代表MFサミ・ケディラです。つまり兄は生まれ育ったドイツ代表を、弟は父のルーツであるチュニジア代表を選択しました。選択できるだけに悩みもあったものと思います。これは自らの意思に関わりなく二重国籍となった方に共通する悩み何だと思います。行政書士として単に手続きをサポートするだけでなく、依頼者に寄り添って不安を軽くできるように努めてまいりたいと思います。